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医療痩身って何?美容クリニックにどんな方法があるの?

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医療痩身・ダイエットの特徴

美容クリニックなどのCMで最近聞くようになってきた痩身医療を利用した医療ダイエット。

気になっている人も多いのではないでしょうか。痩身医療とは、主に美容外科や美容皮膚科などのクリニックで提供されている、体重の減少やサイズダウンを目的とした治療プログラムです。美容サロンなどで行われているダイエットメニューと目指すところは同じですが、サロンのメニューではマッサージやエクササイズによって脂肪の燃焼を間接的に促す方法が中心となるのに対して痩身医療では脂肪を減らすためのより直接的なアプローチが行われます。もちろん、安全性や実用性が医学的に立証されたプログラムですので、確実痩せることが目指せます。

痩身医療には、大きく分けて2種類のやり方があります。1つは脂肪の蓄積を抑えるもの、そしてもう1つは蓄積された脂肪を取り除くものです。まず前者については、薬物治療がメインとなります。

脂肪の蓄積を抑える痩身治療

代表的な薬剤としては、満腹中枢に働きかけて食欲を抑えるタイプと、脂肪を吸収する役割を果たしている酵素の働きを抑えるタイプの2つがあります。いずれも内服薬で、医師の問診や検査を経た上で処方されます。

食事療法や運動療法など、生活習慣に関する指導と組み合わせて治療を進めるのが一般的です。

蓄積された脂肪を取り除く痩身治療

一方、蓄積された脂肪を取り除く治療の代表格と言えるのが、脂肪吸引です。これは、脂肪を減らしたい部位にカニューレと呼ばれる吸引管を挿入し、機械の力で皮下脂肪を吸い出すというものです。施術してすぐに効果が実感できることや、皮膚に小さな孔は穿たれるもののメスなどで切開する必要がないことなどから、人気の高い治療法となっています。以前は術後に肌の表面が凸凹になりやすいといった課題がありましたが、近年では脂肪を十分にやわらかくしてから吸引する技術が普及しており安全性や効率性の向上が見られます

脂肪吸引よりもさらに手軽なのが、脂肪溶解注射と呼ばれる治療です。これは、脂肪を溶かす特殊な薬剤を皮下に注入し、老廃物として体外に排出させるというものです。身体全体を細くするというよりは部分やせを目指すためのメニューであり、また脂肪が排出されるまでには一定の期間が必要なため即効性に欠けるといった側面がありますが、身体への負担が軽く、注射を打つだけで良いという手軽さから人気があります。

以前はブログなどの口コミたるんだなど施術後の不満が報告されていましたが、最近では技術の向上とマッサージなどのアフターケアで自然なままで施術できます。脂肪溶解注射の薬剤にはいくつか種類がありますが、安いものは効果なしだったり薄かったりがありますので、医師とよく相談することが必要です。脂肪吸引と脂肪溶解注射は身体の内部で脂肪に直接アプローチする手法ですが、外側からアプローチするものもあります。

その1つがエンダモロジーです。エンダモロジーは、特殊な動きをするローラーが先端に付いたマシンを使って行う痩身医療です。このマシンを肌に当てると、皮下脂肪に対して回転によるもみほぐしと吸引という2つの動きが同時に与えられます。これによって皮下脂肪をやわらかくするとともに血流やリンパの流れを良くして代謝を向上させ、脂肪の燃焼を促します。エステなどでも行われている施術ですが、もともとは傷跡の治癒を早めるなどの目的で開発された医療マシンです。

エステでも類似の施術が行われている手法と言えば、脂肪冷却もその1つです。これもまた特殊なマシンを使って行うもので、肌にアプリケーターと呼ばれるものを装着し、その部位を冷却することで皮下脂肪を凍らせます。脂肪はいったん凍ると細胞が破壊されてしまうので、常温に戻っても元通りにはならず、そのまま老廃物となって体外に排出されます

医療痩身のまとめ

エンダモロジーや脂肪冷却の他にも、高周波やレーザーなどを用いて脂肪にアプローチする手法もあります。いずれも脂肪を変性させ、燃焼・排出しやすい状態にするという点で共通しています。こうした技術の数々は、治療である以上、副作用などのリスクがまったくないとは言えません。また、術後はダウンタイムによって日常生活の一部が制限を受ける場合もあります。

しかしいずれも医師の監督下において行われるため、万が一トラブルが発生してもすみやかにケアしてもらえるという安心感があります。